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ブロックじてん

この ブロック、どういう ときに つかうの? どうやって つかうの? を しらべよう。

トップ チュートリアル ブロックじてん リズム図鑑 新規プロジェクト

この じてんは、パレットの 上から じゅんばんに、ブロック 1つ 1つの つかいかたを しょうかいするよ。ブロックの 絵の とおりに 組んで、ためしてみよう。「れいを ぜんぶ 開く」で、じてんの れいが ぜんぶ 入った 作品が 開くよ。

ブロックや ▼ は 日本語や カタカナで 書いてあるけど、ほとんどが Strudel の 関数に なっている(「はやくする」は fast、「アルペジオ」は arp)。見出しの となりの 名前が Strudel の 名前で、「なまえと れきし」を ひらくと、どこから 来た 名前かが わかるよ。

「トラック [ ] で鳴らす」の 中の ブロックは、上から じゅんばんに Strudel の .fast(4) のような 1だんずつに なるよ。

Strudel の 名前は どこから 来たの?

Strudel の もとに なったのは、TidalCycles(タイダルサイクルズ)という 音楽の プログラミング言語だよ。イギリスの Alex McLean(アレックス・マクリーン)さんが 2009年ごろに Haskell という 言語で つくり、その場で コードを 書きかえながら 演奏する「ライブコーディング」の 道具として 世界中で つかわれてきた。

2022年、Felix Roos(フェリックス・ロース)さんと Alex McLean さんが、TidalCycles の しくみを JavaScript に うつして、ブラウザだけで 鳴らせるように した。これが Strudel だよ。だから fast rev every jux などの 名前の 多くは、TidalCycles から 受けついだ ものなんだ。「サイクル」で 時間を 数える 考えかたも、TidalCycles の 名前の とおりだね。

音の 名前(bd lpf sawtooth など)は、もっと 古く、ドラムマシンや シンセサイザーの れきしから 来ているよ。

はじめに

[ ] のブロックを表示する ビギナー

[ ] のブロックを表示する

何が 起きる?

パレットに 出す ブロックを、レベルで えらぶ。ビギナーは 少しだけ、ノーマルで ミニ記法や 効果、マスターで ぜんぶの ブロックが 出るよ。

ためしてみよう

緑の旗を おすと、パレットに ノーマルの ブロックが ふえる。

よく つかう 場面

  • 作品の さいしょに 置いて、その 作品に いる ブロックが 出る ように する

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック。たくさんの ブロックに まよわない ように、少しずつ ふやせる ように したよ。

トラックと テンポ

トラック [ ] で鳴らす Strudel: $: ビギナー

トラック [ ] で鳴らす

何が 起きる?

中に 積んだ ブロックで パターンを 作って、名前の ついた トラックで 鳴らしつづける。同じ 名前で もう一度 鳴らすと、つぎの サイクルから 入れかわる。名前を かえると、べつの トラックとして 重なるよ。

ためしてみよう

ドン ドン ドン ドン と キックが 鳴りつづける。

よく つかう 場面

  • ドラム・ベース・メロディを トラックに 分けて、1つずつ 止めたり かえたり する
  • キーを おしたら 同じ トラックを べつの パターンで 鳴らして、曲を 切りかえる

Strudel では

s("bd").fast(4)
なまえと れきし

中の ブロックは 上から じゅんばんに、Strudel の .fast(4) のような 1だんずつに なる。トラック 1本が Strudel の $: の 1行に あたるよ。

トラック [ ] を止める Strudel: hush ビギナー

トラック [ ] を止める

何が 起きる?

名前の トラックを 止める。ほかの トラックは 鳴りつづけるよ。

ためしてみよう

スペースキーを おすと、「ドラム」トラックだけ 止まる。

よく つかう 場面

Strudel では

$: s("bd*4").hush()
なまえと れきし

Strudel では、その 行を 消すか、行の さいごに .hush()(だまらせる)を つける。

すべてのトラックを止める Strudel: hush ビギナー

すべてのトラックを止める

何が 起きる?

ぜんぶの トラックを 止めて、わすれる。赤い ボタン(止める)は 音を 止める だけで、トラックの 中身は おぼえている(「全部のトラックのStrudelコード」に のこる)。このブロックは 中身も 消すよ。

ためしてみよう

0 キーを おすと、音が ぜんぶ 止まる。

よく つかう 場面

  • 曲の おわりや、やりなおす ときに つかう

Strudel では

hush()
なまえと れきし

hush は 英語で「しーっ、静かに」。strudel.cc では Ctrl + . でも 止まるよ。

テンポを [ ] BPMにする Strudel: setcpm ビギナー

テンポを [ ] BPMにする

何が 起きる?

テンポ(1分間に 何拍か)を きめる。ふつうは 120 くらい。ヒップホップは 90 くらい、ドラムンベースは 170 くらい だよ。

ためしてみよう

緑の旗を おすと、テンポが 90 に なって、ゆっくりに なる。

よく つかう 場面

  • ジャンルに あわせて テンポを えらぶ(リズム図鑑に ジャンルごとの BPM が あるよ)

Strudel では

setcpm(90/4)
なまえと れきし

BPM = beats per minute(1分間の 拍の 数)。Strudel は サイクルで 数えるので、1サイクルが 4拍なら setcpm(90/4)(1分間に 22.5 サイクル)と 書くよ。

サイクルの拍の数を [ ] にする Strudel: setcpm ノーマル

サイクルの拍の数を [ ] にする

何が 起きる?

1サイクルを 何拍に するかを きめる。ふつうは 4拍。3 に すると ワルツの ような 3拍子に なるよ。

ためしてみよう

ズン チャッ チャッ の 3拍子に なる。

よく つかう 場面

  • ワルツや 6/8拍子の 曲を つくる
  • 「拍がきたとき」で 動く 回数を かえる

Strudel では

setcpm(120/3)
$: s("bd sd sd")
なまえと れきし

テンポ(BPM)は かえずに、1サイクルの 長さが かわる。「拍がきたとき」と「拍」も この 数に あわせて 動くよ。

音を えらぶ

音 [ ] Strudel: s ビギナー

音 [ ]

何が 起きる?

鳴らす 音の 種類を きめる。ビギナーでは ▼ で えらび、ノーマルからは 文字で ミニ記法を 書ける。トラックの 一番上なら 音を きめ、下に 置くと 音色を かえるよ(.s())。

ためしてみよう

ドン チッ タン チッ と 鳴る。

よく つかう 場面

  • ドラムの リズムを 書く(リズム図鑑)
  • 「音の高さ」の 下に 置いて、ピアノや シンセの 音に する

Strudel では

s("bd hh sd hh")

えらべる 名前

名前何が 起きる?
bd sd hh oh cp rim lt mt ht crドラムの 音の 名前。bd = バスドラム、sd = スネア、hh = ハイハット、oh = オープンハイハット、cp = クラップ(手拍子)、rim = リム、lt / mt / ht = 低い / 中くらい / 高い タム、cr = クラッシュシンバル。
s("bd hh sd hh")
sbdシンセサイザーで つくった キック(synth bass drum)。録音した 音ではなく、計算で 鳴らしているよ。
s("sbd!4")
sine square sawtooth triangleシンセサイザーの 基本の 波の 形。sine = やわらかい、square = ピコピコ、sawtooth = ギザギザで 明るい、triangle = すっきり。
note("c4").s("sawtooth")
supersawノコギリ波を 何本も 少しずつ ずらして かさねた、分厚くて キラキラした 音。
note("[a3,c4,e4]").s("supersaw")
whiteザーッという ノイズ。ビルドアップで だんだん 大きく する 音(ライザー)に つかう。
s("white*16")
なまえと れきし

sound(音)の 略。TidalCycles の 音源 SuperDirt で つかわれていた 名前を そのまま 受けついでいる。

bd sd hh oh cp rim lt mt ht cr: ドラムマシンの つまみに 書かれていた 略語が もとで、TidalCycles の 音の フォルダ名として 広まった。bd = bass drum、sd = snare drum、hh = hi-hat。

sbd: 音が 低い 方へ すべり 落ちる「ドゥン」という キックは、TR-808 の キックと 同じ しくみ(高さを すばやく 下げる)。

sine square sawtooth triangle: どれも 波の 形の 名前。sine は 数学の 正弦(サイン)波、square は 四角、sawtooth は「ノコギリの 歯」、triangle は 三角。1960年代の アナログシンセから ずっと つかわれている。

supersaw: 1997年ごろに 出た ローランドの シンセ JP-8000 の 機能の 名前。7本の ノコギリ波を かさねる この 音が、トランスという 音楽の 代表的な 音に なった。

white: ホワイトノイズ。白い 光に すべての 色が まざっている ように、すべての 高さの 音が 同じ くらい まざっているから「白」と よばれる。

音の高さ [ ] Strudel: note ビギナー

音の高さ [ ]

何が 起きる?

音の 高さを 音名(c4)や 数字(60 = c4)で 書く。下に「音」を 置くと、その 音色で 鳴るよ。

ためしてみよう

ピアノで ド ミ ソ と 鳴る。

よく つかう 場面

  • メロディや ベースを 書く
  • [c4,e4,g4] と カンマで 書いて、和音を 鳴らす

Strudel では

note("c4 e4 g4").s("piano")
なまえと れきし

英語で「音符」。数字は MIDI(1983年に きまった 電子楽器の 共通ルール)の 番号で、60 が まんなかの ド。

音階の番号 [ ] Strudel: n ノーマル

音階の番号 [ ]

何が 起きる?

音階の 中の 何番目の 音かを 番号で 書く。下に「音階」を 置くと、番号が その 音階の 音に なる。0 が 1番目。番号で 書くと、どんな 音階でも 音を はずさないよ。

ためしてみよう

ド ミ ソ ド(上の)と 鳴る。

よく つかう 場面

  • メロディを 音階から はずれない ように 書く
  • 「音階」だけ かえて、同じ メロディを 明るく したり 暗く したり する

Strudel では

n("0 2 4 7").scale("C4:major").s("piano")
なまえと れきし

n は number(番号)。

順番に [ ] [ ] [ ] [ ] Strudel: seq ビギナー

順番に [ ] [ ] [ ] [ ]

何が 起きる?

音を 1サイクルの 中に 順番に ならべる。4つ ならべると、1つが 1/4 サイクルずつ 鳴るよ。

ためしてみよう

ドン チッ タン チッ と 鳴る。

よく つかう 場面

  • ビギナーで リズムを 組む。▼ で ~(休み)を えらぶと、音を 鳴らさない マスが 作れる

Strudel では

seq(s("bd"), s("hh"), s("sd"), s("hh"))
なまえと れきし

sequence(シーケンス、ならび)の 略。音を 順番に 鳴らす 機械「シーケンサー」と 同じ ことばだよ。ミニ記法では 空白で 区切って ならべる("bd hh sd hh")。

重ねる [ ] [ ] Strudel: stack ビギナー

重ねる [ ] [ ]

何が 起きる?

音を 同時に かさねて 鳴らす。

ためしてみよう

キックと ハイハットが いっしょに 4回 鳴る。

よく つかう 場面

  • ビギナーで 2つの 音を いっしょに 鳴らす。もっと 重ねるなら、C型の「重ねる」か、トラックを 分ける

Strudel では

stack(s("bd"), s("hh")).fast(4)
なまえと れきし

英語で「つみかさねる」。ミニ記法では ,(カンマ)で 同じ ことが できるよ("bd, hh")。

重ねる(C型) Strudel: stackBranch ノーマル

重ねる(C型)

何が 起きる?

C型の 中に 積んだ ブロックを べつの 鎖として、上の 音と 同時に 鳴らす。中の ブロックは 中の 音だけに かかり、下に 積んだ ブロックは ぜんぶの 音に かかるよ。

ためしてみよう

キックと スネアが いっしょに、TR-909 の 音で 鳴る。

よく つかう 場面

  • ドラムの 楽器ごとに 欄を 分けて、短く 読みやすく 書く(リズム図鑑)

Strudel では

stack(s("bd*4"), s("[~ sd]*2")).bank("RolandTR909")
なまえと れきし

Strudel の stack( , ) の カンマ 1つ分が、このブロック 1つ分。トラックを 分けると 1本ずつ 止められ、stack で 重ねると まとめて 止まるよ。

サイクルごとに [ ] [ ] Strudel: cat ビギナー

サイクルごとに [ ] [ ]

何が 起きる?

1サイクルごとに 交互に 鳴らす。1回目は c4、2回目は g4、3回目は また c4…。

ためしてみよう

ド ソ ド ソ と 交互に 鳴る。

よく つかう 場面

  • サイクルごとに ベースの 音を かえる

Strudel では

cat(note("c4"), note("g4")).fast(4)
なまえと れきし

concatenate(つなげる)の 略。プログラミングでは 文字を つなげる ときに よく つかう 名前だよ。ミニ記法の < > と 同じ。

スプライトの音 [ ] ノーマル

スプライトの音 [ ]

何が 起きる?

スプライトの「音」タブに ある 音(録音した 声など)を、ドラムの ように 鳴らす。

ためしてみよう

ねこの「ニャー」が 2回 鳴る。

よく つかう 場面

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

Strudel では samples() で 音の ファイルを 読みこんで 鳴らす。スプライトの 音は strudel.cc からは 読めないので、書き出した コードでは 鳴らないよ。

和音 [ ] [ ] マスター

和音 [ ] [ ]

何が 起きる?

根音(ルート)と 種類を えらんで、和音を 鳴らす。major は 明るい、minor は 暗い、7 や maj7 は おしゃれな ひびき。

ためしてみよう

ド ミ ソ シ が いっしょに 鳴る。

よく つかう 場面

  • 下に「アルペジオ」を 置いて 1音ずつ 鳴らす
  • 「リズムで鳴らす」で 和音を きざむ

Strudel では

note("[c4,e4,g4,b4]").s("piano")
なまえと れきし

英語で「和音」。もとは accord(一致、調和)と 同じ ことばだよ。

音を かえる

ここからの ブロックは、トラックの 中で 音の ブロックの 下に 積む。上から じゅんばんに かかるよ。

はやくする [ ] Strudel: fast ビギナー

はやくする [ ]

何が 起きる?

パターンを N倍の 速さに する。1つの 音なら、1サイクルに N回 鳴る。

ためしてみよう

ハイハットが 1サイクルに 8回、チッチッチッチッ…と きざむ。

よく つかう 場面

  • ハイハットを きざむ(8 で 8分音符、16 で 16分音符)
  • メロディを 2倍の 速さで くりかえす

Strudel では

s("hh").fast(8)
なまえと れきし

TidalCycles から ある 基本の 名前。ミニ記法の * と 同じ("hh*8")。

おそくする [ ] Strudel: slow ノーマル

おそくする [ ]

何が 起きる?

パターンを N倍 ゆっくり に して、Nサイクルに のばす。

ためしてみよう

4つの 音が 2サイクル かけて、ゆっくり 鳴る。

よく つかう 場面

  • 長く のばす パッドや 和音を ゆっくり かえる

Strudel では

note("c4 e4 g4 b4").slow(2).s("piano")
なまえと れきし

fast の 反対。ミニ記法の / と 同じ("c4/2")。

音階 [ ] [ ] Strudel: scale ノーマル

音階 [ ] [ ]

何が 起きる?

「音階の番号」の 番号を、えらんだ 音階の 音に かえる。根音(C4 など)と 音階の 種類を えらぶよ。

ためしてみよう

ド レ ミ♭ ファ ソ と、暗い ひびきで 上がる。

よく つかう 場面

  • 同じ 番号の まま 音階を かえて、曲の 気分を かえる

Strudel では

n("0 1 2 3 4").scale("C4:minor").s("piano")

えらべる 名前

名前何が 起きる?
major minormajor は 明るい 音階(長調)、minor は 暗い 音階(短調)。
n("0 2 4").scale("C4:minor")
major:pentatonic minor:pentatonic5つの 音だけの 音階。どう ならべても きれいに 聞こえる。
n("0 1 2 3 4").scale("C4:major:pentatonic")
blues dorian chromaticblues は ブルースの 音階、dorian は ジャズや ケルト音楽で 好まれる 音階、chromatic は 半音を ぜんぶ ならべた 音階。
n("0 1 2 3").scale("C4:dorian")
なまえと れきし

英語で「音階」。もとは ラテン語の scala =「はしご」。音が はしごの 段の ように ならぶから。

major minor: 英語で major =「大きい」、minor =「小さい」。ドと ミの 間(3度)が 大きいか 小さいかで 名前が ついた。

major:pentatonic minor:pentatonic: ギリシャ語の penta(5)+ tonic(音)。日本の「ヨナ抜き音階」も その 仲間(4番目と 7番目を ぬく)。

blues dorian chromatic: dorian は 古代ギリシャの ドーリア人から 名前を とった 音階で、中世の 教会音楽を へて 今に つたわる。chromatic は ギリシャ語の chroma(色)から。

リズムで鳴らす [ ] Strudel: struct ノーマル

リズムで鳴らす [ ]

何が 起きる?

x と ~ で 書いた リズムで、音を きざむ。x で 鳴らし、~ で 休む。

ためしてみよう

和音が ジャン・・ジャン ジャン と リズムに のる。

よく つかう 場面

  • 和音を リズムに のせて、ピアノや ギターの ような 伴奏に する

Strudel では

note("[c3,e3,g3]").struct("x ~ x x").s("piano")
なまえと れきし

structure(つくり、骨組み)の 略。リズムの「骨組み」だけを ほかの パターンから かりてくる、という 意味だよ。

マスで鳴らす [ ] [ ] Strudel: beat ノーマル

マスで鳴らす [ ] [ ]

何が 起きる?

1サイクルを Nこの マスに 分けて、番号の マスで 鳴らす。0 が 1番目の マス。, で 番号を ならべ、7? の ように ? を つけると その マスは ときどき 鳴らない。

ためしてみよう

キックが 拍から ずれた 場所で 鳴って、はずむ。

よく つかう 場面

  • ばらばらの 場所で 鳴る キックや スネアを 書く(リズム図鑑)

Strudel では

s("bd").beat("0,7,10", 16)
なまえと れきし

英語で「拍」。16マスに 音を おいていく やりかたは、TR-808 などの ドラムマシンが 16この ボタンで リズムを 組んだ のと 同じ 考えかただよ。

ドラムマシン [ ] Strudel: bank ノーマル

ドラムマシン [ ]

何が 起きる?

ドラムの 音を、えらんだ ドラムマシンの 音に かえる。

ためしてみよう

キックが TR-909 の かたい 音に なる。

よく つかう 場面

  • ハウスや テクノは TR-909、ヒップホップや トラップは TR-808 に する

Strudel では

s("bd*4").bank("RolandTR909")
なまえと れきし

sample bank(サンプルの 倉庫)から。TR-808(1980年)と TR-909(1983年)は ローランドの ドラムマシンで、ヒップホップや ハウス、テクノの 音を つくった 名機だよ。

効果 [ ▼] [ ] ノーマル

効果 [ ▼] [ ]

何が 起きる?

▼で えらんだ 効果(エフェクト)を かける。数字の 欄には、ミニ記法の パターンや「ゆれる値」も 入れられるよ。数字は 効果ごとに きまった 範囲の 中に おさめられる(範囲より 大きい 数は いちばん 大きい 数に なる)。範囲と 目安は 下の 表を 見てね。

ためしてみよう

ギザギザの ベースの 高い 音が けずれて、こもった 太い 音に なる。

よく つかう 場面

  • ベースを こもらせる、ドラムに ひびきを つける、ハイハットの 音量を 小さく する
  • 1つの 音に 効果を いくつも 重ねる(上から じゅんばんに かかる)

Strudel では

note("c2*4").s("sawtooth").lpf(600)

えらべる 名前

名前何が 起きる?数字の 範囲と 目安
ひくい音だけ通す / たかい音だけ通す
lpf hpf
lpf は 高い 音を けずって こもらせる。hpf は 低い 音を けずって シャカシャカに する。数字は どこから けずるか(Hz)。
s("sawtooth").lpf(600)
lpf 20〜20000
hpf 20〜20000
200 で こもった 音、1000 で 少し こもる、5000 以上で ほぼ そのまま。hpf は 大きいほど 低い 音が 消える
レゾナンス
lpq
フィルターの 境目を 強調して、「ミョーン」と くせの ある 音に する(レゾナンス)。
s("sawtooth").lpf(400).lpq(12)
lpq 0〜30
0 で くせなし。10〜20 で「ミョーン」
フィルターの動き / フィルターのディケイ / フィルターのサステイン
lpenv lpd lps
音が 鳴るたびに フィルターを 開いて 閉じる。lpd は 閉じるまでの 時間、lps は 残る 量。アシッドの「ビヨッ」は これ。
note("a1*8").s("sawtooth").lpf(200).lpenv(4)
lpenv -16〜16
lpd 0〜2
lps 0〜1
0 で 動かない。4〜8 で よく 動く。lpd・lps は 0〜1 くらい
アタック / ディケイ / サステイン / リリース
attack decay sustain release
音量の 形。attack = 鳴りはじめの ゆっくりさ、decay = 下がる 時間、sustain = 残る 大きさ、release = 鳴りおわりの 余韻。
note("c4").s("sine").attack(.5).release(2)
attack 0〜4
decay 0〜4
sustain 0〜1
release 0〜8
秒で 書く。attack 0 で すぐ 鳴る、release 1〜2 で 長い 余韻。sustain は 0〜1
ひびき
room
ひびき(リバーブ)。広い 部屋で 鳴らした ように なる。
s("sd").room(.5)
room 0〜10
0 で なし、0.3 で 少し、1 で 大きな 部屋
ディレイ / ディレイの間隔 / ディレイの回数
delay delaytime delayfeedback
やまびこ。少し おくれて 同じ 音が くりかえす。delaytime は 間かく、delayfeedback は くりかえしの 多さ。
note("c4 e4").delay(.4).delaytime(.25)
delay 0〜1
delaytime 0〜2
delayfeedback 0〜0.95
delay は 0〜1 の 大きさ。delaytime は 秒(0.25 で 1/4 秒)。delayfeedback 0.5 で 何回か くりかえす
音の大きさ
gain
音の 大きさ。1 が ふつう。
s("hh*8").gain(.6)
gain 0〜4
1 で ふつう、0.5 で 半分くらい、0 で 鳴らない
パン
pan
左右の 位置。0 が 左、0.5 が まんなか、1 が 右。
s("hh*8").pan(sine.range(0, 1))
pan 0〜1
0 で 左、0.5 で まんなか、1 で 右
クラッシュ
crush
音を ガリガリ に する(ビットクラッシャー)。数字が 小さいほど あらい。
s("bd sd").crush(4)
crush 1〜16
16 で ほぼ そのまま、4 で ガリガリ
ディストーション
distort
ひずみ(ディストーション)。音を 歪ませて 太く、あらく する。
note("a1").s("sawtooth").distort(2)
distort 0〜10
0 で なし、1〜3 で ひずむ
再生の速さ
speed
録音した 音の 再生の 速さ。2 で 2倍 速く 高く、-1 で 逆再生。
s("bd").speed(2)
speed -4〜4
1 で ふつう、2 で 2倍 速く 高く、-1 で 逆再生
音の長さ
clip
音の 長さ。1 で 次の 音まで、0.3 で 短く 切る。
note("c4 e4").s("square").clip(.3)
clip 0〜4
1 で 次の 音まで、0.3 で 短く 切る
母音
vowel
音を「あ・い・う・え・お」の ような 声の 響きに する。
s("sawtooth").vowel("<a e i o>")
数字では なく 文字。a e i o u
ユニゾン / デチューン / 左右の広がり
unison detune spread
supersaw の 厚み。unison は かさねる 本数、detune は 高さの ずれ、spread は 左右の 広がり。
note("a3").s("supersaw").unison(7).detune(.4).spread(.8)
unison 1〜8
detune 0〜2
spread 0〜1
unison は 本数(1〜8)。detune 0.3〜0.5 で ほどよく 厚い。spread 0〜1
FM
fm
音を 金属っぽく、ベルや エレピの ような 音に する(FM合成)。
note("c4").s("sine").fm(2)
fm 0〜8
0 で なし、1〜4 で 金属っぽい
オービット
orbit
音が 通る 通り道(1〜8)を きめる。ひびきや やまびこ、duck は 通り道ごとに かかる。
note("a1*8").s("sawtooth").orbit(2)
orbit 1〜8
1〜8 の 整数。ふつうは 1
ダック / ダックの戻り / ダックの深さ
duck duckattack duckdepth
キックが 鳴るたびに、ほかの 通り道(orbit)の 音を しぼませる。音が 息を する ように「ポンプ」する。
s("bd*4").duck("2:3").duckattack(.2).duckdepth(.8)
duckattack 0.002〜2
duckdepth 0〜1
数字では なく、へこませる orbit の 番号(2、2:3)。duckattack は 戻る 秒(0.1〜0.3)、duckdepth は 深さ(0〜1)
なまえと れきし

▼ の 名前は 日本語や カタカナ だけど、1つ 1つが Strudel の 関数に なる。下の 一覧で どの 関数かを しらべよう。

lpf hpf: low-pass filter(低い 音を 通す フィルター)、high-pass filter。1960年代に ロバート・モーグさんが つくった シンセの フィルターが 有名。

lpq: q は 電気の ことばで「Q値(きれの するどさ)」。

lpenv lpd lps: env = envelope(エンベロープ、音の 形の 変化)。d = decay、s = sustain(下の ADSR を 見てね)。

attack decay sustain release: 4つの 頭文字で「ADSR」。1960年代に、電子音楽の 研究者 ウラジミール・ウサチェフスキーさんが 考えたと いわれ、今の ほとんどの シンセに ある。

room: 英語で「部屋」。部屋の 大きさで ひびきかたが かわる ことから。

delay delaytime delayfeedback: 英語で「おくれ」。むかしは 録音テープを ループさせて やまびこを つくっていた(ローランドの Space Echo、1974年 など)。

gain: 英語で「増やす、もうけ」。電気の 信号を 何倍に するか、という 意味の ことば。

pan: panorama(パノラマ、見わたす けしき)から。音を 左右の けしきの どこに おくか、という 意味。

crush: 音の 細かさ(ビット数)を 「つぶす」 から crush。むかしの ゲーム機の 8ビットの 音に 近く なる。

distort: エレキギターの「ひずみ」と 同じ。1950〜60年代、アンプの 音量を 上げすぎて 音が こわれたのが、かっこいい 音として 広まった。

speed: レコードや テープを 速く まわすと 音が 高く なる のと 同じ しくみ。

clip: 英語で「切りとる」。

vowel: 英語で「母音」。人の 声の 母音を つくる 響き(フォルマント)を まねる フィルター。

unison detune spread: unison(ユニゾン)は ラテン語で「1つの 音」。何人もが 同じ 音を 歌う ことだよ。detune は「チューニングを はずす」。

fm: frequency modulation(周波数変調。FM ラジオと 同じ ことば)。1967年に スタンフォード大学の ジョン・チャウニングさんが 発見し、1983年の ヤマハ DX7 で 世界中に 広まった。

orbit: 英語で「軌道」。TidalCycles の 音源 SuperDirt で、トラックごとの 効果が まざらない ように 分ける しくみの 名前だよ。

duck duckattack duckdepth: 英語で「ひょいと 頭を 下げる」。ラジオで 話す ときに 音楽を 小さく する わざ「ダッキング」から。クラブミュージックでは「サイドチェイン」「ポンピング」とも いい、2000年代の フレンチハウスや EDM で 流行した。

音を上げ下げ [ ] Strudel: add ノーマル

音を上げ下げ [ ]

何が 起きる?

音の 高さ(番号)に 数を たす。<0 2 4> の ように パターンも たせる。

ためしてみよう

同じ メロディが、つぎの サイクルで 音階の 2段 上、その つぎで 4段 上に なり、また もとに もどる。

よく つかう 場面

  • 同じ フレーズを 高さを かえて くりかえす

Strudel では

n("0 2 4").add(n("<0 2 4>")).scale("C4:major").s("piano")
なまえと れきし

英語で「たす」。

ぎゃくにする Strudel: rev ノーマル

ぎゃくにする

何が 起きる?

パターンを 逆さまに、うしろから 鳴らす。

ためしてみよう

ソ ミ レ ド と、うしろから 鳴る。

よく つかう 場面

  • 「サイクルごとに変える」と くみあわせて、ときどき 逆に する

Strudel では

note("c4 d4 e4 g4").rev().s("piano")
なまえと れきし

reverse(逆)の 略。

くりかえす [ ] Strudel: ply ノーマル

くりかえす [ ]

何が 起きる?

パターンの 1つ 1つの 音を N回ずつ くりかえす。

ためしてみよう

ドンドン タンタン と、1つずつ 2回 鳴る。

よく つかう 場面

  • ハイハットの 連打(トラップ)や、フィルを つくる

Strudel では

s("bd sd").ply(2)
なまえと れきし

英語で「(糸の)より、重ね」。1本の 糸を 何重にも する イメージだよ。TidalCycles から ある 名前。

サイクルごとに変える [ ] [ ] Strudel: every ノーマル

サイクルごとに変える [ ] [ ]

何が 起きる?

Nサイクルに 1回 だけ、▼の かえかたを する。▼ には ぎゃく・はやく・おそく・くりかえし・1オクターブ上・5度上 が ある。

ためしてみよう

4サイクルに 1回、メロディが 逆に なる。

よく つかう 場面

  • ずっと 同じに ならない ように、ときどき 変化を つける(フィル)

Strudel では

note("c4 e4 g4").every(4, x => x.rev()).s("piano")
なまえと れきし

英語で「〜ごとに」。TidalCycles の はじめの ころから ある、いちばん 有名な 関数の 1つ。

ランダムに抜く [ ] % Strudel: degradeBy マスター

ランダムに抜く [ ] %

何が 起きる?

音を 確率で 休ませる。30 なら、30% の 音が 鳴らない。

ためしてみよう

ハイハットが ところどころ ぬけて、人が たたいている ように 聞こえる。

よく つかう 場面

  • こまかい ハイハットを まばらに して、ループに ゆらぎを つける

Strudel では

s("hh*16").degradeBy(0.3)
なまえと れきし

degrade は「質を 落とす、こわす」。ミニ記法の ? と 同じ("hh*16?")。

ときどき変える [ ] Strudel: sometimes マスター

ときどき変える [ ]

何が 起きる?

ときどき(半分 くらいの 音に)▼の かえかたを する。

ためしてみよう

ド の うち ときどき 1オクターブ 上の ド が まざる。

よく つかう 場面

  • 同じ 音の くりかえしに、毎回 ちがう 変化を つける

Strudel では

note("c4*8").sometimes(x => x.transpose(12)).s("piano")
なまえと れきし

英語で「ときどき」。仲間に often(よく)、rarely(たまに)も あるよ。

ユークリッド [ ] [ ] Strudel: euclid マスター

ユークリッド [ ] [ ]

何が 起きる?

Nこの 音を、Mこの マスに できるだけ 均等に ちらす。(3, 8) は 世界中の 音楽で 聞こえる リズム。

ためしてみよう

カッ・・カッ・・カッ・ と、3・3・2 の リズムで 鳴る。

よく つかう 場面

  • 4つ打ちの 上に 重ねて、ひっかかりの ある リズムに する(リズム図鑑)

Strudel では

s("rim").euclid(3, 8)
なまえと れきし

計算幾何学者の ゴドフリー・トゥーサンさんが、2つの 数の 最大公約数を もとめる「ユークリッドの 互除法」(2300年ほど 前の 古代ギリシャの 数学)と 同じ 手順で、キューバや アフリカの 伝統的な リズムが つくれる ことを 2004〜2005年ごろの 論文で 示した。もとの 手順は、物理学者の ビョークランドさんが 加速器の タイミングを きめる ために つかっていた ものだよ。

ジャックス [ ] Strudel: jux マスター

ジャックス [ ]

何が 起きる?

音を 左右に 分けて、右だけ ▼の かえかたを する。左右で ちがう 音が 鳴って 広がる。

ためしてみよう

左は ふつうに、右は 逆さまに 鳴る(イヤホンで 聞いてね)。

よく つかう 場面

  • 音を 左右に 広げる

Strudel では

s("bd hh sd hh").jux(x => x.rev())
なまえと れきし

juxtapose(ならべて おく)の 略。TidalCycles 生まれの 名前。

ずらして重ねる [ ] [ ] Strudel: off マスター

ずらして重ねる [ ] [ ]

何が 起きる?

少し おくらせて、▼の かえかたを した ものを かさねる。

ためしてみよう

ド の 少し あとに ソ、ミ の 少し あとに シ が 鳴る。

よく つかう 場面

  • やまびこの ような、ずれた ハモリを つける

Strudel では

note("c4 e4").off(0.125, x => x.transpose(7)).s("piano")
なまえと れきし

英語で「ずれて、はなれて」。TidalCycles から ある 名前。

スーパーインポーズ [ ] Strudel: superimpose マスター

スーパーインポーズ [ ]

何が 起きる?

▼の かえかたを した ものを、もとの パターンに かさねる。

ためしてみよう

ド と 1オクターブ 上の ド が いっしょに 鳴る。

よく つかう 場面

  • リードを 分厚く する

Strudel では

note("c4 e4").superimpose(x => x.transpose(12)).s("piano")
なまえと れきし

英語で「重ねあわせる」。写真を 二重に うつす 技法(スーパーインポーズ)と 同じ ことば。

チョップ [ ] Strudel: chop マスター

チョップ [ ]

何が 起きる?

1つの 音を Nこに 切って、細かく 鳴らす。

ためしてみよう

キックが 4つに 切られて、ドゥ ドゥ ドゥ ドゥ と 細かく 鳴る。

よく つかう 場面

Strudel では

s("bd").chop(4)
なまえと れきし

英語で「切る、きざむ」。録音した 音を 細かく 切って ならべなおすのは、1980年代の サンプラーから 広まった ヒップホップの わざだよ。

音をずらす [ ] Strudel: transpose マスター

音をずらす [ ]

何が 起きる?

音を 半音 N個ぶん 上げる(マイナスなら 下げる)。12 で 1オクターブ。

ためしてみよう

ド ミ ソ が 1オクターブ 低く 鳴る。

よく つかう 場面

  • メロディを ベースの 高さに 下げる

Strudel では

note("c4 e4 g4").transpose(-12).s("piano")
なまえと れきし

音楽の ことばで「移調」。歌いやすい 高さに 曲ぜんたいを ずらす ときに つかう。

アルペジオ [ ] Strudel: arp マスター

アルペジオ [ ]

何が 起きる?

和音の 音を、番号の 順に 1つずつ 鳴らす(アルペジオ)。0 が 一番 低い 音。

ためしてみよう

ド ミ ソ ミ と、和音が 1音ずつ 鳴る。

よく つかう 場面

  • トランスの キラキラした プラックや、ピアノの 伴奏

Strudel では

note("[c4,e4,g4]").arp("0 1 2 1").s("piano")
なまえと れきし

arpeggio(アルペジオ)の 略。イタリア語の arpa(ハープ)から。ハープの ように 和音を ばらして 弾く ことだよ。

アシッド [ ] マスター

アシッド [ ]

何が 起きる?

ノコギリ波と フィルターを セットに して、アシッドの「ビヨビヨ」した 音に する。数字が 大きいほど よく うごく。

ためしてみよう

ベースが 16分音符で ビヨビヨ 鳴る。

よく つかう 場面

Strudel では

note("a1*16").s("sawtooth").lpf(100).lpenv(5.4).lps(0.2).lpd(0.12).lpq(2)
なまえと れきし

1981年の ローランド TB-303 は、ベースの かわりの 機械として 売れなかった。でも 1987年、シカゴの Phuture が つまみを ぐるぐる 回して つくった「Acid Tracks」から「アシッドハウス」が 生まれた。名前は Switch Angel さんの strudel-scripts の 関数 acidenv から もらったよ。書き出すと s・lpf・lpenv・lps・lpd・lpq が ならぶ。

トランスゲート [ ] [ ] [ ] マスター

トランスゲート [ ] [ ] [ ]

何が 起きる?

長い 和音を 細かく きざんで、トランスの「タタタタ」と いう 音に する。1つめの 数字が 鳴る マスの 多さ、2つめが リズムの たね(かえると ちがう リズム)。

ためしてみよう

分厚い 和音が タタ・タタタ と きざまれる。

よく つかう 場面

Strudel では

note("[a3,c4,e4]").s("supersaw").struct(rand.mul(1.2).round().seg(16).rib(12, 1)).fillGaps().clip(0.7)
なまえと れきし

トランスという 音楽で 1990年代の おわりごろから よく つかわれる「ゲート」(音を 開け閉めする 門)の わざ。名前は Switch Angel さんの strudel-scripts の 関数 trancegate から。書き出すと struct・fillGaps・clip に なる。

値の ブロック

丸い ブロックは、ほかの ブロックの 欄に 入れて つかう。

リスト [ ] の中身を [ ] ならべる ノーマル

リスト [ ] の中身を [ ] ならべる

何が 起きる?

Scratch の リストの 中身を ならべて、ミニ記法に する。▼ で ならべかたを えらぶ。「1サイクルに1つずつ」は 1行が 1小節、「1サイクルの中に順番に」は 1サイクルに ぜんぶ、「ぜんぶ同時に」は 重ねる。

ためしてみよう

リスト「メロディ」には c4 e4、g4 e4、a4 g4、e4 d4 の 4行が 入っている。1行が 1小節ずつ 順番に 鳴るよ。

よく つかう 場面

  • 長い メロディや コード進行を、1小節ずつ リストに 書く(チュートリアル 9章)
  • ドラムを 楽器ごとに 1行ずつ 書いて「ぜんぶ同時に」で 重ねる

Strudel では

note("<[c4 e4] [g4 e4] [a4 g4] [e4 d4]>").s("piano")
なまえと れきし

Strudel には リストが ないので、書き出すと ミニ記法の < >(1サイクルずつ)、[ ](順番に)、,(同時に)に なるよ。

ゆれる値 [ ] [ ] から [ ] [ ] サイクル Strudel: range マスター

ゆれる値 [ ] [ ] から [ ] [ ] サイクル

何が 起きる?

時間で ゆれる 値。波の 形を えらび、何から 何まで、何サイクルで ゆれるかを きめる。数字の かわりに 効果に 入れると、音が ゆっくり かわっていく。

ためしてみよう

ベースが 4サイクル かけて こもったり 明るく なったり する。

よく つかう 場面

  • フィルターを ゆっくり 開いて もりあげる(リズム図鑑)
  • 「音の大きさ」に 入れて、だんだん 大きく する

Strudel では

note("c2*8").s("sawtooth").lpf(sine.range(200, 2000).slow(4))
なまえと れきし

シンセサイザーの「LFO」(ゆっくり ゆれる 波)と 同じ はたらき。波の 形の ゆらゆら(perlin)は ケン・パーリンさんが 1983年に つくった「なめらかな 乱数」で、映画の CG を 自然に 見せる ために 生まれ、1997年に アカデミー賞(科学技術賞)を もらった。

乱数 [ ] から [ ] を [ ] こ たね [ ] 長さ [ ] Strudel: irand マスター

乱数 [ ] から [ ] を [ ] こ たね [ ] 長さ [ ]

何が 起きる?

乱数で 番号を つくる。何から 何まで、1サイクルに 何こ、どの「たね」の 乱数を 何サイクル くりかえすかを きめる。同じ たねなら いつも 同じ フレーズに なるよ。

ためしてみよう

音階の 中で ランダムな 8つの 音が 鳴り、毎サイクル 同じ フレーズを くりかえす。

よく つかう 場面

  • たねを かえながら、気に入った メロディを さがす

Strudel では

n(irand(8).add(0).seg(8).rib(3, 1)).scale("C4:minor:pentatonic").s("piano")
なまえと れきし

irand = integer(整数)の random(乱数)。seg = segment(区切る)、rib = ribbon(リボン)の 略。

音に あわせて 動かす

拍がきたとき ビギナー

拍がきたとき

何が 起きる?

拍が くるたびに、下の ブロックを 動かす。1サイクルが 4拍なら、1サイクルに 4回。

ためしてみよう

拍に あわせて ねこが 歩く ように コスチュームを かえる。

よく つかう 場面

  • スプライトを 音楽に あわせて おどらせる

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

Strudel には ない、Scratch の ための ブロック。音が 鳴る 時間に あわせて 動くので、画面と 音が ずれないよ。

[ ] が鳴ったとき ビギナー

[ ] が鳴ったとき

何が 起きる?

えらんだ 音が 鳴るたびに、下の ブロックを 動かす。

ためしてみよう

キックが 鳴るたびに、ねこが 少し 大きく なる。

よく つかう 場面

  • キックで はねる、スネアで 色を かえる など、楽器ごとに ちがう 動きを つける

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

Strudel には ない、Scratch の ための ブロック。

拍 ビギナー

拍

何が 起きる?

今が サイクルの 何拍目か(1, 2, 3, 4)。音が 鳴っていない ときは 0。

ためしてみよう

ねこが 1, 2, 3, 4 と 拍を 数える。

よく つかう 場面

  • 「もし 拍 = 1 なら」で、小節の あたまだけ 動きを かえる

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

Strudel には ない、Scratch の ための ブロック。

サイクル ビギナー

サイクル

何が 起きる?

今が 何サイクル目か(0 から 数える)。

ためしてみよう

ねこが サイクルの 数を 言う。

よく つかう 場面

  • 8サイクルごとに 背景を かえる など、曲の 進みに あわせて 画面を かえる

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

サイクルは Strudel(TidalCycles)の 時間の 単位。この 拡張では ふつう 1サイクル = 4拍 = 1小節 だよ(サイクルって なに?)。

Strudel の コード

全部のトラックのStrudelコード ノーマル

全部のトラックのStrudelコード

何が 起きる?

鳴っている 全部の トラックを、Strudel の コードに した 文字。

ためしてみよう

C キーを おすと、ねこが 今の コードを 言う。

よく つかう 場面

  • ブロックが どんな コードに なるかを たしかめる

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

いちばん 上に テンポの setcpm(…)、つづけて トラックごとに $: の 1行が ならぶ。

全部のトラックを strudel.cc で開く ノーマル

全部のトラックを strudel.cc で開く

何が 起きる?

鳴っている 全部の トラックを、strudel.cc(ブラウザで Strudel を 書ける サイト)で 開く。

ためしてみよう

O キーを おすと、新しい タブで strudel.cc が 開いて、同じ 曲の コードが 入っている。

よく つかう 場面

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

strudel.cc は Strudel の 作者たちが 公開している サイト。コードは アドレスの # の うしろに 入って とどく。

音を 見る

[ ] を表示する ビギナー

[ ] を表示する

何が 起きる?

ステージに 音の 絵を 出す。▼で 絵の 種類を えらぶよ。

ためしてみよう

ステージに ピアノロールが 出て、鳴っている 音が 帯で 流れる。

よく つかう 場面

  • メロディは ピアノロール、ドラムは パンチカード、音色は スコープや スペクトルで 見る

Strudel では

note("c4 e4 g4")._pianoroll()

えらべる 名前

名前何が 起きる?
スコープ
scope
音の 波の 形を 線で 見せる。
s("sawtooth")._scope()
ピアノロール
pianoroll
音の 高さと 長さを、横に 流れる 帯で 見せる。
note("c4 e4 g4")._pianoroll()
スペクトル
spectrum
低い 音から 高い 音まで、どれが どれくらい 鳴っているかを 見せる。
s("bd hh")._spectrum()
パンチカード
punchcard
ピアノロールを 穴の あいた カードの ように 見せる。
note("c4 e4 g4")._punchcard()
なまえと れきし

Strudel では パターンの うしろに ._pianoroll() などを つける。

scope: oscilloscope(オシロスコープ)の 略。電気の 波を 見る 測定器。

pianoroll: 1900年ごろの 自動ピアノは、穴の あいた 紙の ロール(巻物)で 曲を 演奏した。その 見た目が もとに なった 名前。

spectrum: 英語で「スペクトル」。光を プリズムに 通すと 虹色に 分かれる ように、音を 高さごとに 分けて 見る。

punchcard: パンチカードは 穴の 位置で 情報を あらわす カード。1800年代の はじめ、ジャカールの 織機が 布の 模様を あやつる のに つかい、のちに コンピューターにも つかわれた。

音の絵を隠す ビギナー

音の絵を隠す

何が 起きる?

ステージの 音の 絵を 消す。

ためしてみよう

H キーを おすと、音の 絵が 消える。

よく つかう 場面

  • ゲームの 画面に もどす

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

Strudel では ._pianoroll() などを 消す。

音の絵をスプライトの [ ] にする ノーマル

音の絵をスプライトの [ ] にする

何が 起きる?

音の 絵を スプライトの 前に 出すか、後ろに 出すかを きめる。

ためしてみよう

音の 絵が ねこの 前に 出る。

よく つかう 場面

  • 後ろに して、音の 絵を 背景の ように つかう

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

Strudel には ない、Scratch の ための ブロック。

ドラムの 音源

(実験的) ドラムの音を [ ] にする ノーマル

(実験的) ドラムの音を [ ] にする

何が 起きる?

ドラムの 音を、strudel.cc と 同じ 録音した 音(uzu-drumkit)に するか、合成した 音(ネットなしで 鳴る)に するかを えらぶ。ふつうは 合成。まだ ためしている 機能だよ。

ためしてみよう

ドラムが strudel.cc と 同じ 音に なる。

よく つかう 場面

  • strudel.cc で 鳴らした ときと 同じ 音で 曲を つくる

Strudel では

Strudel には ない、この 拡張だけの ブロック だよ。

なまえと れきし

uzu-drumkit は strudel.cc の ふつうの ドラムの 音。ドラムマシン(bank)を えらぶと、そちらの 音に なるよ。

チュートリアルへ ・ リズム図鑑 ・ Strudel for Xcratch