🗺️ マップ作成とは

EasyCTFでは、専用のCTFマップを事前に作成・保存できます。作成したマップは自動的に保存され、ゲーム開始時にテンポラリワールドに復元されます。

メリット: 事前に作成したマップを使用することで、バランスの取れた公平なゲームが実現できます。また、複数の異なるマップを作成して、様々なゲーム体験を提供できます。

🚀 マップ作成の流れ

1

マップ領域の設定

まず、マップとして使用する領域の範囲を指定します。

/ctf setpos1 <ゲーム名>

始点となる位置に立って実行

/ctf setpos2 <ゲーム名>

終点となる位置に立って実行

対角線上の2点を指定することで、直方体の領域が設定されます
2

必須ブロックの配置

設定した領域内に、以下の特殊ブロックを配置します。

ブロック 用途 個数
赤のコンクリート 赤チームのスポーン地点 1個のみ
青のコンクリート 青チームのスポーン地点 1個のみ
ビーコン + 赤ガラス 赤チームの旗位置 1セット
ビーコン + 青ガラス 青チームの旗位置 1セット
重要: 旗とスポーン地点は最低3ブロック離してください
3

マップの保存

ブロックの配置が完了したら、マップを保存します。

/ctf savemap <ゲーム名>

システムが自動的にブロックを検出し、ゲーム設定を作成します。

保存されたマップは plugins/EasyCTF/maps/<ゲーム名>.yml に圧縮形式で保存されます

🎨 マップデザインのヒント

対称性

両チームに公平になるよう、対称的なマップ設計を心がけましょう。

複数ルート

攻撃・防御の選択肢を増やすため、複数の侵入経路を用意しましょう。

高低差

立体的な構造により、戦略性の高いゲームプレイが可能になります。

防御設備

旗の周りに適度な防御構造を配置し、攻防のバランスを取りましょう。

視界管理

壁や障害物で視界を制限し、奇襲や隠密行動を可能にしましょう。

中央エリア

マップ中央に戦略的価値のあるエリアを設けると、激しい戦いが生まれます。

⚙️ テンポラリワールドシステム

保存したマップは、ゲーム開始時に自動的にテンポラリワールドに復元されます。

独立したワールド

各ゲームごとに専用のワールド(ctf_temp_<ゲーム名>)が作成されます。

元のワールドを保護

ゲーム中の破壊や変更は元のワールドに影響しません。

自動クリーンアップ

ゲーム終了時にテンポラリワールドは自動的に削除されます。

複数ゲーム対応

複数のゲームが同時に異なるマップで実行可能です。

❌ よくあるエラー

必要なブロックが見つかりません

指定した領域内に必須ブロック(コンクリート、ビーコン+ガラス)が配置されているか確認してください。

同じ種類のブロックが複数あります

各色のコンクリートとビーコンは1つずつしか配置できません。余分なブロックを削除してください。

旗とスポーンが近すぎます

旗とスポーン地点の距離が3ブロック未満です。配置を調整してください。

マップ範囲が設定されていません

/ctf setpos1/ctf setpos2 でマップ範囲を設定してください。

📋 マップ作成チェックリスト

作成前の準備

  • クリエイティブモードで作業する
  • 十分な広さの平地を確保する
  • 必要なブロックを準備する

必須要素の配置

  • マップ領域を設定した(setpos1/setpos2)
  • 赤のコンクリートを1つ配置した
  • 青のコンクリートを1つ配置した
  • ビーコン+赤ガラスを配置した
  • ビーコン+青ガラスを配置した
  • 旗とスポーンが3ブロック以上離れている

デザインの確認

  • マップが対称的でバランスが良い
  • 複数の攻撃/防御ルートがある
  • 適度な防御設備がある
  • 高低差を活用している

最終確認

  • savemapコマンドでマップを保存した
  • エラーメッセージが表示されなかった
  • テストプレイで問題がなかった